かくしごとあらすじ
下ネタ系漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。一人娘の小学4年生の姫。可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。それは……自分の仕事が『漫画家』であること。自分の“かくしごと”が知られたら娘に嫌われるのでは!?“愛と笑い、ちょっと感動のファミリー劇場がはじまる――”
ネタバレ感想レビュー
タイトルがあえてひらがななのは「隠し事」と「書く仕事」を兼ねているのですね。
小学生のヒロインがたまに高校生らしき姿で出てくる伏線をながーく引っ張って最後まで行きます。
18歳になった娘が時折登場し小四の娘と父の日常ですが、最初から過去が描かれているような、
もう父親が亡くなっている?と思わせながら、悲しげな何かを含みながら、ストーリ展開するコメディあにめです。
姫はとても可愛く描かれていますし、娘愛の気持ちはよく分かるのでそこそこ面白いですかね。
溺愛する愛娘にエロ漫画家である事を必死に隠す様が、コメディとして描かれているわけですが、
娘の姫の純真さと、その娘を愛するがゆえのお父さんの行動がほろっとさせるのです。
下ネタ漫画がタイツを頭に被っていて、完全なエロでは無く、下ネタギャグ漫画なところも、
絶妙のバランスで、漫画家アシスタント達も優しく面白く、
ぶっ壊れている担当編集者との絡みもクスッとさせてくれますが、
いつもどこかにちょっぴりと優しい何かが流れている、よい意味で爆笑はしないコメディでなのです。
ネタバレしてはつまらないので、あまり語りたくないのですが、
ちょっと悲しい事があるのだろう的な展開ですが……
最後まで見てちょっとほっとしましたよ。
楽しさの後に、悲しい事がやってくるのかなとか、母親はどうしたのかなあとか色々考えながら楽しめると思います。
あまり今までになかったアニメジャンルですかね。シリアスコメディって感じかなあ……
アニメ原作情報
公式サイト:https://kakushigoto-anime.com/
加藤英美里、浪川大輔、小澤亜李、本渡楓、和氣あず未、逢田梨香子、古城門志帆、
原由実、小山力也、沼倉愛美
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